先日庭に出てそろそろ何か野菜を植えようと、草取りなどして庭の整理をしていました。
そんな時、いつもあまり気に留めることのないお茶の木が目に入りました。
このお茶の木は20年位前、家の近くにお茶屋さんがオープンした際お茶の苗木を売っていたのを買い求めたものです。
枝も細くて丈も20センチ位の小さな苗でしたがお茶好きの私は、園芸店でも見かけなかったので手に入れました。
何十年もの昔、私が子供だった頃にお茶摘みをしたり炒ったお茶の葉を揉んだりする手伝いをしたことがあり懐かしく思い出して大きく育ったらお茶を作ってみようと思ったのです。
しかし、買って以来何のお手入れもせずに放置していましたが、今年も枯れることなく新芽を見せてくれています。
私はこのお茶の木を育ててお茶づくりをしたかったことを思い出しました。
お茶摘み
お茶の木は20年もほったらかしでしたから背も低くて葉っぱが黄色く固くなっています。
しかし、新芽は柔らかでつやがありました。
子供の頃を思い出しながらざるに入れていくと25グラムの収穫がありました。
この5/1が御茶になるそうです。
お茶づくり
大昔のことで作り方は詳しくは覚えていません。
YouTubeを参考にしましたがいろいろなやり方があるので、その中で私の記憶に近い方法を参考に作ってみました。
記憶の中のお茶づくりでは大きな鉄の釜があってまきで釜を熱して摘みたての茶葉を炒っていたのを覚えています。
その工程は今の家庭でのやり方はホットプレートでできるのです。
・まず、ホットプレートを160度にして1分混ぜる。
・葉を取り出して冷ます。ホットプレートは70度位にしておく。
・程よく冷めたところでホットプレートの上に茶葉を置いて揉む。
・7分位揉んだら広げて保温にして乾燥させる。
・乾いたら出来上がり。
出来上がったお茶を飲んで
それほど刺激が強くないまろやかな香りがしました。
口にすると、柔らかい渋みと甘みも感じられ、そうそうこういうお茶が飲みたかったんだということを思い出した気がしました。
25グラムの茶葉から6グラムのお茶が出来たので飲んだのはこの一瞬の一服でしたがとても贅沢を味わったなと思います。
まとめ
今年のお茶の収穫量はほんのわずかでしたが、それでも自分で育てて作ったお茶を飲むのは満足感があります。
お茶摘みをしていて気が付いたのですが、お茶の種が土にこぼれて小さなお茶の苗木が出来ていました。
この苗木を育ててもっとたくさんのお茶を作りたいと思います。